今年も咲きました

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彼岸花 今年も咲きました!

 

不思議です なぜお彼岸になると赤い花が咲くのでしょう。

「曼殊沙華」というよりは、私たち僧侶にとっては「彼岸花」と呼んだ方が 何故かしっくりときます。

秋の彼岸になると、必ず美しく咲いてくれるのがうれしいです。

桜が咲くと、春が来たと感じるのと同様に、彼岸花が咲くといよいよ秋が本格的に始まることを予感させてくれます。

 

稲穂が垂れた田んぼの畦道に、黄色と対称をなす赤い色。

日本に生まれてよかったと実感させられる景色です。

この時期 私たち僧侶は、お彼岸の行事に走り回っておりますが、ふとした時に赤い色に心が和みます。

これからいよいよ実りの秋を迎え、師走へと向かっていくわけですが、季節季節を代表する花があり、それを愛でることのできる心のゆとりがあることを私たちは喜ばねばなりません。

 

幸せというものは、いつもと変わらない毎日が過ごせるということ。

朝目が覚め、美味しく食事が食べられ、しっかりと仕事ができて、よく眠ることができる。

季節が廻ればその時々の花が咲き、春の到来を楽しみ、夏の涼風を喜び、秋の実りに感謝をして、寒い冬に本当の暖かさを知る。

この変わらない季節の営みの中で生きていることこそが、幸せなんだと思います。

 

残念ながら、実際は目の前の些末なことに心を奪われ、「なんでこんなに忙しいんだ!」などと、愚痴をこぼしながら今の私は走り回っております。

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