じぞうぼん

にもかかわらず

くるしいにもかかわらず
わたしをうんでくれたお母さん

ねむいにもかかわらず
あさ早くかいしゃにむかうおとうさん

しんどいにもかかわらず
まいにち学校のつうがくろでみまもってくれるおじさんやおばさん

たいへんなのにもかかわらず
まよなかでもはたらいてくれる人がいる

しにたくないにもかかわらず
じこやびょうきでいのちをなくした人がいる

つらいこともかなしいこともそして

くるしいこともみんなみんな

のりこえているんだね

わたしも〇〇にもかかわらず
あてはまることはあるかなぁ?

すこしゆっくりかんがえてみよう。

わたしがみんなのためにできることは
いったいなにがあるかなぁ?

じぞうぼん

いつもとおる道には、小さな石のおじぞうさまが立っておられます。

「なんか いつもとちょっとちがうなぁ」
今日はおじぞうさまの前に、たくさんのお花でかざられています。
それに、大すきなおかしのお供えものもありました。
 
「お母さん あそこのおじぞうさまの前が、花とおかしでいっぱいやぁ」
家にかえってお母さんにそう話すと、きょうは「じぞうぼんやからね」とおしえてくれました。

「じぞうぼんってなんなん?」
「一年に一回 おじぞうさまをおまつりの日やよ。」
「おじぞうさまも、おまつりするん?」
「おじぞうさまは、ちいさい子をまもってくれはるほとけさんやねん。来年の夏がくるまで、ちいさい子たちがびょう気にならんように、ケガをしないように、大きくなれますようにって、おねがいをするんよ。」

「そしたら、子ネコのタマも?」
「そうやね、ネコも犬も小さな虫も、みんなまもってくれはるんよ。」
「1年だけなん?」
「毎年 夏になったら、じぞうぼんをしておねがいするんよ。」
「ふ~ん」

今日もおじぞうさまは、いつもの道に立っておられます。
そこでおじぞうさまは、いつもみんなを見てくださっています。
おじぞうさまの口は、いつも微笑んでおられます。

今日のおじぞうさまは、もっとうれしそうにニコニコされていました。
みんながおまいりしてくれて、それも とってもにぎやかに。
ほんとうは、毎日がじぞうぼんだったら、もっともっとうれしいのかもしれないな。
ぼくは、毎日がじぞうぼんになるように、明日からおじぞうさまにおまいりします。

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