先日、「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」を観に行ってきました!
「この歳になって…」などと言わないでください。
初めて「宇宙戦艦ヤマト」をテレビで観たのは、中学生の時。
思えば このアニメとの出会いが、私を理数系に向けた、大きな一因であったと思います。
「ロケットを飛ばしたい! 宇宙に行ってみたい!」
漠然とした思いを、一つの目標に変えたのが「ヤマト」 でした。
大学では応用物理学を勉強し、量子力学の井戸型ポテンシャルに頭をひねりながら、それでも僧侶という道は一切頭には無く、師匠である父親の悩みはそっちのけで学生生活を楽しんでおりました。
今となっては懐かしい時代ですが、「ヤマト」と聞くと、居ても立ってもいられなくなるのです。
で … 観てきました。
いやぁ~ 良かった(^o^)/
そこで気づいたのですが、観客の7~8割が、私とどっこいどっこいの年齢の方でした。
「これって…?!」
いや、やはりそうなんでしょう! … ご同類!
少年時代に心を震わせた作品には、いくつになっても憬れるものがあります。
息子たちは 「歳を考えや!」 などとぬかしますが、
「お前たちには熱い心は判るまい!」と、心の中でつぶやいています。
いくつになっても、忘れられないものがある。
いくつになっても、心を熱くするものがある。
それが何であっても、持っていられることが幸せなんでしょうね。
私は多分、死の直前になっても
「DVDでヤマト見せて~!」と、わがままを言っているのでしょうね。