平成最後の秋に

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ふと思えば この秋は「平成最後の秋」となってしまいます。

こんな書き方をすると 少しセンチメンタルな出だしになりますが、今年の秋はセンチメンタルどころか 災害に要注意の秋になりそうです。

 

今年は6月に大阪北部地震があり、その後は西日本豪雨に台風21号、北海道では震度7の地震もあり、もうこれくらいで落ち着いてくれれば良いと思うのですが、本当に要注意です。

 

一つの時代が終わりを迎えるたびに、天変地異が起こるのであれば、別に無理をして元号を変えなくても… なんて思ってしまいますよね。

 

実は今回の台風21号のおかげで、忘れていたことを一つ再認識いたしました。

 

それは“電気の有り難さ”です

 

9月4日 午前中はそれほどでもなかった風が、午後になると突然強風に変化し、2時頃になると本堂の雨戸を手で抑えないと 風で吹き飛ばされそうになってきました。

 

丁度その時 停電発生!

「なぁに すぐ復旧するさっ」なんてお気軽に考えていたところ、そのままずるずる翌朝の6時ころまで続いてしまいました。

 

久しぶりに味わう暗い夜…

 

蝋燭なら山ほどあるのですが、火の用心を考えると、あちこちに蝋燭をつけて回るのは抵抗がありますし、何より家の中が暑い!

加えて寺坊は「オール電化」の為、停電になってしまうと食事からお風呂まで、すべてが滞ってしまい、クーラーもストップ!

関電に連絡はつかないし、お腹も減ってきます。

 

「ええい、食べ物を買ってくる!」 そう言って 車を走らせました。

近くにあった カレーのチェーン店に飛び込んで 家族分を買って帰ったものの、この蒸し暑い家の中で、わざわざ汗が噴き出るような食べ物を 考えもなしに買って帰ったことに、家族からは白い眼で見られる羽目に

 

確かに 何も考えていませんでした。………反省……

 

改めて「今の生活」が 文明の蓄積によって成り立っていることを実感しました。

先人の知恵の蓄積の上に「今の文明」があり、生活を営む上でなくてならない「電気」が止まってしまうと、すべてが「停止」してしまうという根本的な処に、文明の弱点があることに気づかされました。

眼には見えない電気という代物。最初に発見した人はエライ!

そして それを実用化した人はもっとエライ!

そんな取り留めのないことを考えてしまう、秋の一夜です。

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