嗚呼 永遠のラジカセ

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突然ですが、昨日ラジカセを手に入れました。

なぜ今ラジカセなのか?

先月、お参りに寄せていただいた或るお宅(パナソニックのお店)の、仏間でラジカセが懐かしい曲を流しているのを発見! 

早速ご主人に「このラジカセってまだ売ってるんですか?」と尋ねると、「まだパナソニックでも細々と売っていますよ。」とのお返事。

・・・体の中の血液が、逆流するほどの興奮を覚えました。

思い返せば40数年前、私がまだ制服を着て学生生活をしていたころ、ラジカセは学生にとって三種の神器の一つでありました。

LPレコードを友人たちと貸し合って、レコードプレイヤーからカセットテープに録音し、自分の部屋で音楽を楽しんだり、ラジオからのエアチェックをしたりと、これ一台で学生生活を十分満ち足りたものとできる、まさにハイブリッドアイテムでありました。

これで、あの頃に録音した楽曲が再び蘇る。

何年か前のこと、押し入れの奥から、昔のカセットテープが段ボール箱に入ってどっさりと出てきました。これを見た家内は早速不燃ごみとして処分しようとしたので、「これはまだ捨てないでおいて!」と抵抗したのですが、「ラジカセも無いのにどうやって聞けるの?」と現実を指摘するきつい一言。

「いや、必ずラジカセは手に入れるから!」・・・そう言って、密かに段ボール箱を家内の目の届かないところに隠し、今日の今日まで来ましたが、「これでやっと懐かしい楽曲がきける!」

そしてもう一つ、アナログ録音の味が楽しめる!

昨今の音楽はデジタル一辺倒。確かに音質はノイズが無くとても奇麗なのですが、残念ながら、それは自然の音ではないのです。

プレイヤーの針がレコードの溝に入った小さなホコリをとらえる音、カセットテープを巻き戻すときの待ち遠しさ、すべてがアナログ時代の代えがたい財産なんです。

 時代が今よりもずっとゆるやかに流れていた、甘酸っぱい記憶の中へ、今宵私はトリップしてまいります。

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