朗報! その2

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つぶやきをご覧の皆さまはもうご存知かもしれませんが、先月30日奈良100年会館で行われました「 h-1グランプリ」(宗派を超えたお坊さんの法話の大会)におきまして、融通念仏宗を代表して関本和弘師が予選を勝ち上がり、本選において見事グランプリを獲得いたしました!

10分という法話の時間で、如何に内容を集約し、聞き手に感銘を与えられるか?

・・・これは簡単なようで大変難しいことです。会場の人々の心を一瞬でつかみ、自分の思う方向に心を向かわせる。短い時間だからこそ一つの言葉にも無駄があってはなりません。

さらに、「もう一度聞きたいと思う法話」ということで、審査委員の方々の他に会場の聴衆が投票をしてグランプリを決めるという、非常にシビアな採点方法を取った法話大会でしたが、日頃の研鑽の成果が見事結実し、念願のグランプリ受賞となりました。

そこで、この受賞を記念して、今月(11月)26日の本山定例布教のプログラムを少し変更いたしまして、関本師に記念の一座を持って頂くこととなりました。

今月の布教のテーマは「幸せ」。

コロナが蔓延してからというもの、私たちの生活は以前とはガラリと変わり、息苦しい毎日が続いています。改めて、私たちにとって本当の「幸せ」とは一体何なのか?ということを考えずにはいられません。このテーマを関本師がどのように説いてくださるか?今からとても楽しみです。

会場のほうは、来場者の人数に合わせて、瑞祥閣か延喜殿4階かのどちらかになると思います。当日の本山の案内に従っていただければ結構です。

ここで改めて思うのは、小さいながらも私たち融通念仏宗の布教というものが他宗の布教と比べても遜色のない、いや、それ以上のレベルの高さを持っているのだということ。

「井の中の蛙」になってはいけませんが、私たちはもっと自信を持つべきだと思います。

そして、それと同時にこれを一つの機会として、私たち自身がさらなる高みを目指して、今まで以上の研鑽を積んでゆくことが大切であると考えます。

「井の中の蛙大海を知らず されど天の高さを知る」

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