このつぶやきがアップされる頃にはもう時期外れとなっているかもしれませんが、今年の高校野球だけは久しぶりに興奮しました。
いつもはお盆の時期と重なるため、気がつけば始まっており、気がつけば決勝戦という、何か盛り上がることもないまま終了…という悲しい夏の繰り返しでありました。
ですが、今年に限っては、金足農業高校という素晴らしいチームが快進撃を続け、決勝戦まで釘付けにしてくれました。
大阪の人間なので、勿論大阪桐蔭高校を応援してはいたのですが、これをしたためている今日の午後、その桐蔭と金足農が決勝戦で対決。金足農の健闘むなしく大差で桐蔭が優勝しましたが、最後の最後まで、金足農業の選手たちは素晴らしいプレーを見せてくれました。
テレビを見ていると、どうも世間的には金足農業の方を応援しているようにもうかがえるのですが、私からすれば、どちらも素晴らしいチームであり、どちらが勝っても記録と記憶に残るチームでした。
こんな決勝戦ってちょっとずるいですね。贅沢すぎる組み合わせであり、どちらにも勝ってほしかったです。そんな意味で、この二つのチームには「よくやった!」と言葉をかけてあげたいです。
そして、この試合が、日本中の沢山の人々に良き種をまいてくれたと思います。
試合を見終わって、テレビにくぎ付けになっていた私の心に、何とも清々しい風が吹きました。
今年はスポーツの分野で何かと暗い話題が多い中、そしてこの強烈な暑さの中、本当に心地よい風が吹きました。
これから彼らが社会に出てどんな活躍をしていってくれるか、とても楽しみです。もちろん、甲子園という大舞台に立つために、私たちには決して見えない努力を積み重ねてきたすべての高校球児にエールを送ります。
「よくやった!」