これを書いている前日(7月14日)、国立文楽劇場で融通念佛宗聲明研究会の声明コンサートがありました。
もちろん、行ってまいりました!
他宗も含めて、私は何度か聲明コンサートには足を運んでいるのですが、家内は行ったことがないということで、夫婦でお出かけして参りました。
私は平服、家内は着物。
これだけで家内の気合の入り方が解ろうというもの。
ただ問題は… 上演中の居眠り!
聲明というものは、私に言わせれば「究極の癒し」。最高のヒーリングミュージックなのです。過去において、私はほぼ100%上演中にトリップしております。
「身はここに、心は西方極楽浄土」
まあ、それも有りか… などとお気楽に考えていたのですが、手にしたチケットの座席番号を見て
「Oh!heavy!」
前から2番目しかも中よりやないですか!
「こんな所で居眠りしたら、出演者にもろバレやないですか!」
しかも、他宗のコンサートならいざ知らず、面が割れてますがな。
事の重大さに私のとった行動は、「出かける前に睡眠を!」
当日お参りから戻って、速攻でお昼寝!
これが功を奏し、今回初めて最後まで起きていられました。
さて、本題のコンサートの方ですが、大分舞台慣れしてこられたなという印象を受けました。
まず、一つ一つの聲明が、半分ないしそれ以上カットされ、初めての方が聴いていて退屈しないようになっていました。
「教義的に問題あり!」
という方もおられるかもしれませんが、一つのショーとしてはこれが正解であると私も考えます。
さらに、般若心経で動きをつけ、加えて散華で花びらをまく。視覚的にもよかったと思います。
後半は様々な西洋楽器とのコラボ。こういった聲明コンサートは珍しいと思いますが、讃師長の和田師面目躍如と言ったところでしょうか。
チャリティーコンサートということもあり、和田師もいろいろ悩んでおられたことと伺っておりましたが、まずは成功おめでとうございました。お疲れ様でした。