行ってきました

ああ、花の應援團!

すみません、年末にもう一つ。

以前に書いたように、うちの長男は大学の應援團吹奏楽部に入っておりました。

実は、先日クリスマス直前に、息子の大学最後のイベントに行ってきました。

その應援團の最後のパフォーマンスが京都にて行われました。

最後だというので、私も昼からスケジュールをあけて、息子の最後の晴れ舞台を見に行ってまいりました。

そもそも應援團は、指導部、吹奏楽部、チアリーディング部の三つからなり、それぞれ厳しい練習とそこから生まれる強い団結が、大学の誇りとなっています。

息子の應援團も今年一年頑張ってきましたが、4回生としての最後のパフォーマンスが先日大学内のホールで行われたのです。

率直に感想を述べますと、この4年間の息子の生活は、本当にうらやましいくらいに充実したもので、親として、この大学のこのクラブに入って本当に良かったと思っています。・・・すみません、かなり親バカが入っています。

しかし、今の時代、これほどの充実感をもって4年間の大学生活を送っている学生は少ないのではないのでしょうか?

恥ずかしながら、私自身がこれほどの充実感をもって学生生活を過ごしたか?と問われれば、否!と答えざるを得ません。

それは、現在の私たちの普段の生活においても、「いかに充実した時間を過ごせるか?いかに自分を賭けて力一杯の日々を過ごしているか?」ということに繋がっていると思います。

“今のこの一瞬に命を懸ける!”

こんな人生が、本当に悔いのない人生と言えるのでしょうね。

しかし、最初に聞いた太鼓の音だけは、太鼓の皮が破れるのではないかと思うくらいに驚きました。あれが魂の一打なんですね!


行ってきました!パート2

これを書いている前日(7月14日)、国立文楽劇場で融通念佛宗聲明研究会の声明コンサートがありました。

もちろん、行ってまいりました!

他宗も含めて、私は何度か聲明コンサートには足を運んでいるのですが、家内は行ったことがないということで、夫婦でお出かけして参りました。

私は平服、家内は着物。

これだけで家内の気合の入り方が解ろうというもの。

ただ問題は… 上演中の居眠り!

聲明というものは、私に言わせれば「究極の癒し」。最高のヒーリングミュージックなのです。過去において、私はほぼ100%上演中にトリップしております。

「身はここに、心は西方極楽浄土」

まあ、それも有りか… などとお気楽に考えていたのですが、手にしたチケットの座席番号を見て

「Oh!heavy!」

前から2番目しかも中よりやないですか!

「こんな所で居眠りしたら、出演者にもろバレやないですか!」

しかも、他宗のコンサートならいざ知らず、面が割れてますがな。

事の重大さに私のとった行動は、「出かける前に睡眠を!」

当日お参りから戻って、速攻でお昼寝!

これが功を奏し、今回初めて最後まで起きていられました。

さて、本題のコンサートの方ですが、大分舞台慣れしてこられたなという印象を受けました。

まず、一つ一つの聲明が、半分ないしそれ以上カットされ、初めての方が聴いていて退屈しないようになっていました。

「教義的に問題あり!」

という方もおられるかもしれませんが、一つのショーとしてはこれが正解であると私も考えます。

さらに、般若心経で動きをつけ、加えて散華で花びらをまく。視覚的にもよかったと思います。

後半は様々な西洋楽器とのコラボ。こういった聲明コンサートは珍しいと思いますが、讃師長の和田師面目躍如と言ったところでしょうか。

チャリティーコンサートということもあり、和田師もいろいろ悩んでおられたことと伺っておりましたが、まずは成功おめでとうございました。お疲れ様でした。

行ってきましたっ!

先日、「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」を観に行ってきました!

「この歳になって…」などと言わないでください。

初めて「宇宙戦艦ヤマト」をテレビで観たのは、中学生の時。

思えば このアニメとの出会いが、私を理数系に向けた、大きな一因であったと思います。

 

「ロケットを飛ばしたい! 宇宙に行ってみたい!」

漠然とした思いを、一つの目標に変えたのが「ヤマト」 でした。

 

大学では応用物理学を勉強し、量子力学の井戸型ポテンシャルに頭をひねりながら、それでも僧侶という道は一切頭には無く、師匠である父親の悩みはそっちのけで学生生活を楽しんでおりました。

今となっては懐かしい時代ですが、「ヤマト」と聞くと、居ても立ってもいられなくなるのです。

で …  観てきました。

いやぁ~ 良かった(^o^)/

 

そこで気づいたのですが、観客の7~8割が、私とどっこいどっこいの年齢の方でした。

「これって…?!」

いや、やはりそうなんでしょう!  … ご同類!

少年時代に心を震わせた作品には、いくつになっても憬れるものがあります。

息子たちは 「歳を考えや!」 などとぬかしますが、

「お前たちには熱い心は判るまい!」と、心の中でつぶやいています。

 

いくつになっても、忘れられないものがある。

いくつになっても、心を熱くするものがある。

 

それが何であっても、持っていられることが幸せなんでしょうね。

 

私は多分、死の直前になっても

「DVDでヤマト見せて~!」と、わがままを言っているのでしょうね。

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