「春風や 順禮ともか ねり供養」 小林一茶 時は寛政七年三月二十七日。
江戸時代の代表的な俳人、小林一茶が三十三歳の時に平野大念佛寺を訪れて詠んだ一句です。
「春風や 順禮ともか ねり供養」 小林一茶 時は寛政七年三月二十七日。
江戸時代の代表的な俳人、小林一茶が三十三歳の時に平野大念佛寺を訪れて詠んだ一句です。
厳かで、遠くまでとおる綺麗な声明が、本堂内に響き渡る。その声を聴いていると、まるで気持ちが洗われ、それまでの悩みや苦しみや悲しみ等が消え、清らかで静かな心が胸の奥に滲み出てくる。
先日、早春を告げる奈良の伝統行事、『若草山焼き』が行われました。
紆余曲折を経て、現在は1月の第4日曜日に開催されます。
この日若草山周辺は、大勢の見物人でにぎわいます。
近年は、外国の方の姿も非常に多い。
「めちゃくちゃ冷えますな」とお迎えしてくださるおうちの方。仏間は前もって温めて下さっているようでホッとします。お線香の煙は低く、壁より部屋の中央へ流れてみえます。
バイクで回るお参りはなかなか冷たいものです。それでも若い頃は寒さなんてへっちゃらとばかり、わりと薄着でまわっていたものでした。
少し歳をとり、手袋をつけるようになりました。そうすると、少し暖かくなるのです。
いつも融通歳時記をお読みいただき有難うございます。
令和7年のお正月が明け、新しい一年がスタートしました。
とはいっても、時の流れというものは連続したもので、決して途切れることはありません。
忘年会シーズンになりました。
最近では望年会と表記する事もあるようです。その年の捉え方が人によっていろいろだなと思える反面、忘れるということにマイナスのイメージもあるのかなと思うのです。