良い季節になりました
私のお寺の下は桜並木になっていて きれいな桜が満開です
それに加えて 玄関横に置いてあるプランターには 今年も色とりどりのチューリップが満開です
春は良いですね
花粉症さえ無ければ 思いっきり桜の木の下で深呼吸をしたい気分です
実は3月最後の土日に 一人で車を飛ばして信州は飯田市のほうへ行って参りました
少し雨模様でしたが 元善光寺のすぐ近くには 「舞台桜」や「石塚桜」といった 桜の巨木がほぼ満開状態でした
いくつかのお寺を参拝しながら 次の原稿のネタを探してあちらこちらとさ迷ったのですが そのお話はいずれまた
さてこの時期になりますと お寺の下の桜並木には 普段以上に桜を愛でながらそぞろ歩く人が増えます
中にはおにぎり持参で 木の根元に座り込んで花見でピクニック気分を味わう方もいらっしゃいます
そこでふと思うのですが 桜を愛でるのに一番適した場所は何処なのでしょう!?
私が思うに 桜の木の下ではなく 桜をたくさん見渡せるような場所が一番なのではないでしょうか!?
少し意味合いは違いますが 「木を見て森を見ず」という言葉があります 一本一本の桜を見るよりは全体として眺めたほうが より奇麗に見えるのではないかと思うのです
もちろん桜の愛で方は人それぞれ やっぱり木の真下がいいと仰る方もおられるでしょう
ただ私が申し上げたいのは うちのお寺の前には石段があり ここに腰かけて眺める桜がなんとも奇麗なんです
遠慮をして石段を登ってこられない方ばかりなんですが もしこれを読んでおられる方がいらっしゃれば 是非遠慮せずにお上がり下さい お寺の境内から眺める桜並木の美しさはまた格別なものですよ