晋山式と亀鐘

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時間がないので、急ぎの「つぶやき」です。

今月18日午前10時から本山大念仏寺で、新しい管長様の就任式(晋山式)が行われます。
昨年、前管長の倍巌良舜猊下が遷化され、慌しい中で今年の1月に新管長の吉村暲英猊下が選出されました。
その後、色々な行事が重なり、今月にようやく就任式が執り行われることとなったのです。

ここで大切な事が行われます。
融通念佛宗の宝物である「亀鐘」を新管長が打ち鳴らされるのです。わずか数打ではあるのですが、この亀鐘が鳴らされるのは、新管長の晋山式だけなのです。 

ここで「亀鐘」なるものですが、今から九百年ほど前に造られたものなのです。鳥羽上皇がご開山聖応大師に帰依され、自らの姿を映すために使われていた鏡を鋳潰して、鐘に造り替えて下賜されました。

初めは「鏡鐘」と呼ばれていたのですが、中祖法明上人の時代から「亀鐘」と呼ばれるようになり現在に至っています。その辺のいきさつは、また別の機会にお話しすることと致しまして、滅多に聴くことのできない九百年前の音色を聴くことが出来るチャンスであることはお解りいただけると思います。

当日は、他の宗派のお客様を含む大勢の方が本山に来られ、大変な状況になると思いますが、境内の中ではスピーカーを通して聴くことができると思います。
ちょっと興味のある方は境内の中で耳を凝らしてみられては如何?

御帰院

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これを書いている前日(5月29日)、今年度河内御回在の千秋楽を迎えました。

御回在とは、御存知の方もおられるかと思いますが、私どもの宗派にとって最も大切な行事であり、1年の約半分の日程で続けられる行事であります。

これは、本山の御本尊が直接末寺の檀家に、それも一軒づつお参りして行くという、気の遠くなるような行事なのであります。

これは、融通念仏宗が、ほぼ大和と河内にしか末寺を持たないという特殊性のなせる業で、他の宗派では、本山から直接檀家参りをするなどという離れ業は不可能といってもよいでしょう。
総勢11人で回り、そのうち僧侶が7人(唱導師,目代、収納が各1名、僧中4名)、在家の方々(大和禅門講)が4名となっています。

この唱導師は、本山布教師のみが務めさせていただける役目で、管長様の名代として大変に名誉ある、そして重責のポジションであります。
昨日は、その河内御回在58日間の最後を締める日でありました。

歴史的なお話は、また別の機会にさせて頂きますが、実はこの御回在の初日(御出光)と最終日(御帰院)は布教師会長の役目であります。
とりわけ、御帰院には大勢の方々の出迎えを受け、大変晴れがましいのですが、最後に本堂で、集まられた方々にお礼の挨拶をするという緊張の極みが待っております。

今年で4年連続、毎回同じ挨拶をすることもできず、しかも出迎えの中に私の家内の姿まで混じっているではありませんか!

「やりにくいわ~・・・。」
まあ、何とか挨拶を終え、私の血圧は一気にダウンしました。

しかし、しばらくのお休みの後、9月の上旬からは、大和の御回在が始まります。
長年唱導師をしておりますと、一緒に回るメンバーが、少しづつ入れ替わり、若い顔ぶれが入っては、なじみの顔が引退する。自分だけがそのまま残っていくような、少しメランコリーな気分になったりもします。
果たして、何歳まで御本尊のお供ができるのか?
先のことは全く見えませんが、この重責だけはしっかりと果たしながら、会長職を全うしていきたいと思っております。

肝臓が… 来てます!

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実は、先月の終わりに体調を崩してしまいました。
かかりつけのお医者さんで診てもらい、ついでに半年ぶりの血液検査もしてもらいました。
結論から申しますと、「肝臓きてますね!」
γ―GTPの値が、300をオーバーしておりました。

「おかしい!」
「そんな筈はない!」
「ここ二か月くらいは殆ど飲んでないのに!」
 
お医者様は、「他に思い当たることはありませんか?」
「ムムム… そういえば、ここのところお説教の原稿を書くために、頭の活性化の為と、甘いものをバクバク食べていました。」
「それですね。脂肪肝状態になりつつあります。」
と…いう訳で、しばらくの間、甘いものと脂っこいお肉、加えてアルコールの制限をすることになってしまいました。
ただ、有り難いことに、中性脂肪の値は高めではありますが、何とか基準値の範囲に収まっておりました。
 
辛いです…

ここの所、二月から毎月新しい原稿を書き上げております。今月も数日前に書き上げました。本当にネタが無くて、困っています。
小説ではないので、架空のお話という訳にはいかず、自分の体験や人との会話、読書の中からヒントをひねり出してくるのですが、その為には頭が活性化されてないと思い浮かんでも来ません。ついついチョコレートに手が伸びそうになるのです。
お話しの依頼を受けたときから、胃が痛くなります。布教師の宿命であります。飲めば一度で肝臓が真っ新になるような薬が有ればと願っております。
夢のようなお話しなので、当分はアルコールと糖分を断ちます。

すみません!今回は、私のボヤキになってしまいました。
そういえば、アニメの「銀魂」には「糖分」と書かれた額が掛かっていたような…

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