カイ君その後

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お寺に犬のカイ君がやってきて ひと月半がたちました

緊急事態宣言が出されている中を 京都の北部まで迎えに行って早ひと月半 最初の頃は 私の姿を見るだけで怯えていたのが 噓のようによく馴染んでくれています

名前がカイとなったのは 前にも申し上げたように 保護されていた所で「甲斐犬だろう」と言われていたからなのですが 我が家に来て二週間 慣れてきた処を見計らい 動物病院に連れて行くと

受付「ワンちゃんのお名前は!?」

私 「カイです」

受付「カイ君ですね!?承知しました」

私  「保護されていた所で甲斐犬だと言われてたもので」

先生「これは四国犬ですね」

私 「へっ??」

先生「名前 シコクに変えますか」

私 「いや もういいです…」

安易に名前を付けると こんなことにもなるのですね

ともかく体が大きいだけあって 運動量も半端ありません

一日二回 朝晩1時間半ほど歩きます

膝が痛いなどと言っていたのですが 最初の頃は足がパンパンになるほど歩かされ 挙句は途中に息が切れるほど走らされ クタクタになる毎日を過ごしております

と ここで気づかされました

コロナ禍の中で いかに自分が歩いていなかったかということ

ここ1年半以上 電車に乗ってのお参りはゼロ どこに行くにも車で出かけていたもので 全くと言ってよいほど歩いていなかったことになります

カイ君とお散歩に出るようになって 膝の痛みも少しずつ和らぎ 体重も体脂肪率も少し落ちてきました

「この犬はもしかすると 仏様が私に歩けと遣わされた犬なのかも…」

そんなことを考えながら 今日も私は カイと呼ばれる四国犬と散歩に出かけます

亡き徳田布教師を偲んで

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昨日(6月24日) 布教師会の理事4名で 京都は大原 元祖良忍御上人様の御廟に参拝致しました

大気の状態が不安定で 雷雨の心配がありましたが お陰様で雨に降られることなく帰ってくることができました

お参りしながら 皆の頭に浮かんでくるのは 今年1月に遷化された徳田布教師のお顔でした 

昨年の参拝では お元気な姿で一緒に手を合わせて下さっていたのですが まさかその姿が今生の別れになろうとは思いもしませんでした

徳田師は私よりも20歳ほど人生の先輩でしたが 布教師会入会は 私のほうが先であったことで 先輩でありながら後輩になるという ややこしい関係でありました

ですが そのようなことは全く気にもかけず 私を立て なお且つ人生の先達として色々とアドバイスをして下さいました

私自身 徳田師ほど気を許してお話しできる方はおられません

コロナ蔓延で 昨年は布教師会としての活動を自粛せざるを得ず 大原御廟参拝も理事のみで行くことになっていたのですが その数日前に師からお手紙をいただき 文面から活動自粛で布教師の誰にも会えないという寂しさが伝わってきたので 「もしも良ければ…」とお誘いしたところ 「ほんとにワシも行って良いの!?」と遠慮気味にも参加をして下さり 近くまで私が迎えに行って大原参拝が実現しました

今となっては その往復の車中で どんな話をしたのか忘れてしまいましたが いつもより随分お話が弾んだことは覚えています

理事の皆とも色々話され 久々に充実したひと時を分かち合うことができました

その時はお誘いして本当に良かったと思いましたが 今となれば 「最後のお別れに来て下さったのかも!?」と思わずにはいられません

「朝に紅顔ありて 夕べに白骨となる」という言葉があります

人の命の何と儚いことであろう… そう思わずにはいられません

コロナさえなければ もう少しお話しする機会もあっただろうとも思い 残念です…

そして徳田師は 私たちに沢山の宿題を残されました その一つ一つを仕上げていくことが私たちの務めであり 恩返しであると思っております

この夏は徳田師の初盆

もうそろそろ布教活動が再開されても良い頃かと 心の中で思いながらも その時はあの空に聳える大きな入道雲になって 私たちを見守っていてほしいと願わずにはいられません

梅雨の中休みに

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梅雨に入り 最初の頃はひどい雨が続いていましたが ここ暫くは雨の降る様子もなく 雨の神様もちょっと休憩に入られたのかと思うくらいお天気が続いております

新しく家族に加わった犬のカイ君のお世話でてんやわんやしている最中 自分が還暦だということを痛感する出来事がありました

ここ最近 左足が時折りカックンと力が入らなくなる時があるのです

階段の上り下りの時などに踏ん張るはずの足から急に力が抜けて 膝カックン!

何度か冷や汗をかいたこともあり 何か良い手立てはないものかと悩んでおります

「歳ですから…!」

家族はその一言でおしまい

確かに年齢だけは抗うことのできないもの 長年使い過ぎたところにガタがくるのも仕方のないことなのですが 改めてそれが自分に降りかかってくると 正直困ってしまいます

今までは他人事と目も向けなかったことに いよいよ自分も目を向けざるを得なくなると

はてさて これからどうやって健康を保ちながら老いて行けばよいのだろうかと悩みは尽きません

仏教では ありのままを受け入れるということを大切にします

老いもまた誰もが経験することであり ありのままを受け入れて老いと上手く折り合いをつけていくことが最上の方法なのです

ただ最近の健康ブームのせいか ヘルスメーターにも体重を量るだけではなく なんと体脂肪率や体内年齢までもが表示され 毎晩お風呂に入る前に 実年齢よりも何歳若いか!?を見ては一喜一憂する私

そこに在るのは ありのままを受け入れたくないと苦悶する私でしかありません

要は老いという言葉にとらわれてしまっている私があり 本当は老いを忘れて生きることが一番正しい生き方なのでしょう

梅雨はふとしたことに心を囚われ 思い悩むことも多くなります

梅雨の晴れ間はその鬱々とした心の中を少しだけ軽くして 考えてもどうにもならないことにピリオドを打ってくれる有難い時期です

よし!明日からは膝を鍛える運動を始めてみよう

老いを忘れて前を向いて

まだやりたいことは山ほど残っていますしね

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