学級閉鎖にふと思う

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今日、お檀家さんに寄せて頂くと、小学生のお孫さんが、なにやら退屈そう…。

お祖母さんの訊くと、「インフルエンザで学級閉鎖になりましてん」とのこと。

 

「やれやれ それは大変ですねぇ」

「そうですねん。時間を持て余して 機嫌悪〜て 大人の方がくたくたですわぁ…」

 

なんでも、病気に罹らないように、休み中も外出しないようにと、お達しが出ているそうです。

そりゃあ体を持て余ますはず! 元気な子なら尚更です。

 

自分の子供時代はどうだったかなぁ〜

そう云えば、自分の小学校時代に「学級閉鎖」なんてあったっけ?!

あったような気もするし、無かったような気もする…

半世紀も前の話ですから 記憶も曖昧です。

 

でも、学校が突然お休みになろうものなら、先頭切って外の野山を走り回っていた記憶は、はっきりと残っています。

 

パソコンもゲーム機もなく、外を駆け回ることが‘遊び’だった時代。

「あれはダメ これもダメ!」と、過度な制限を受けることは少なかったですが、本当に体がしんどければ、誰に言われなくとも、布団をかぶって寝ていました。

 

こんな出来事を通して、インフルエンザに限らず「自分の体は自分で守る」という、自己判断の習慣を養っていけたように思います。

 

何か不測の事態が起こった時、誰かに頼らなくても、自分で責任をもって道を切り開いていく…

多少の「おいた」なら許してもらえた教育環境は、私にとって 良き自分つくりの時間 であったように感じます。

 

今はこうした教育は、敬遠されがちのように思います。

 

これって幸せなのか それとも…

時代の変わりように、ふと考えてしまいました。

寒い朝に

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寒い!

寒いです!

1月半ばの朝はまだ真っ暗です。そして今朝も大変寒かったです。

毎日の事なので、普通に一年 この状態で過ごしていますが、やはりこの時期は辛いです。今朝も霜柱ができていました。

 

私の朝は午前4時30分に始まります。

5時過ぎから朝の勤行、6時にはラジオの時報と一緒に釣鐘をつきます。

私のお寺は少し高台にあり、釣鐘堂からの眺めは結構いいものです。

 

この眺めの中には 京阪電車の最寄り駅が見えます。

6時に釣鐘をつき始めると、明りの灯った駅のホームに 一人 また一人と、朝の通勤客が姿が増えて行きます。

 

冷たい風が当たり、辛い寒さに耐えながら、じっと電車を待つ姿に、本当に頭が下がります。

「サラリーマンも大変だぁ…」などと心の中でつぶやきながら、ゴ~ン!

 

そんな時に思うんです。「あぁ 一人じゃあないんだ…」

釣鐘堂で一人黙々と鐘をつく。寒さに凍える中、たった一人で鐘をつく…

そんな自分は、ホームで電車を待つ人達に、何故かしら親近感を覚えるのです。

 

朝まだ明けぬ時間から、今日も一日が始まる。

「今日も一日頑張っていきましょう!」 ゴ~ン!

もう一つおまけにゴ~ン!

 

夜明けの鐘が、いつの間にかホームに立つ人々への、私からのエールになって響いていきます。

願わくは この鐘の音を聴く方々が、一人でも多く 元気に一日をスタートできますように! 素晴らしい一日になりますように!

 

私はまた明日もエールを送ります。

 

そういえば一昨年…

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1月10日 朝の8時直前

「ぎゃー!!」という叫び声とともに 大学生の娘が起きてきました

「電車に間に合わないぃぃぃ―!」

 

「何分の電車!?」と尋ねると

「8時5分!」  発車まで10分を切っています

 

娘はこの日、高校時代の女友達4人と、一泊温泉旅行に行くことになっていました

 

誰しも身に覚えがあるとは思いますが、遠足の前日は興奮してなかなか寝付けなかったものです

このとき子供には 二つのパターンがあって、一つは興奮が朝まで続き、いつもより早く目が覚めてしまう子供。もう一つは体がしっかりと睡眠時間を要求して、寝つきが悪かった分、そのしわ寄せが朝にきて、寝過ごしてしまう子供

 

娘は後者の方で、寝ぼけた頭でパニック状態!

聞けば「明日の朝で間に合うから」と、旅行の準備もしていなかった様子。しかも4人分の電車の切符まで預かっている(汗)

 

「オー マイ ブッダ!」

慌ててネットで、予約していた特急の出発時刻と 間に合う電車を調べ、化粧もそっちのけで準備をして 滑り込みでセーフ!

 

「人生何とかなるもんだ…」と、嵐のように出かけて行った娘の姿を思い出し、

この世には 「大丈夫」 という保証はないと 一人で頷いております

 

「明日時間があるから、明日でも大丈夫」

「別に今やらなくても、この次でいいや」

「これだけやれば、あとはやらなくても心配ないさ」

 

そんな確証はどこにも無いんです

人は、用心に用心を重ねて歩んでいかなければならないということだと思います

用心深く歩いていくべしと、考えさせられた出来事でした

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