お寒いですね。寒いの嫌ですね。暑いのも嫌ですけれども・・・
私が子供の頃、お寺にはまだ火鉢がありました。冷たい冬の日、いくつもの火鉢が本堂に並べられていたのを覚えています。
お寒いですね。寒いの嫌ですね。暑いのも嫌ですけれども・・・
私が子供の頃、お寺にはまだ火鉢がありました。冷たい冬の日、いくつもの火鉢が本堂に並べられていたのを覚えています。
今年最初の融通歳時記へ、ようこそお越し下さいました。
季節感溢れる写真と共に、布教師会一同、皆様の心に残る言葉を紡いでまいりますので、本年もご愛読下さいますよう、宜しくお願い申し上げます。
早いもので令和四年も残すところあと何日か。
今年やり残したことはありませんか?
今さら慌てても仕方がないのですが、月日が経つのは本当に早いですね。
「師が走る」と書いて「師走」。
例年であれば、9月初頭には流れる汗を拭いながら回り始める大和御回在。あっという間に季節は過ぎ、従来なら12月はあぜ道の霜柱を下駄で踏みしめる音が心地よい季節になります。
12月17日(3年に1度だけ19日)に御回在は全ての日程を終え本山へと御帰院となります。
その昔 御伝法は 僧侶の行法を組み直し 御本山大念佛寺において 特段のお檀家さんに対し 施されたのが始まりです
のちに その場は各末寺へと移り 末寺御檀家が行人となり 当初は七日間 現在は社会の実情を鑑み 主に五日間をもって開催されています
“ 山門を 入れば十夜の 念佛かな ”
これは布教師の先達、故稲葉珠慶師のお歌です。
お十夜は、年の瀬が迫りつつある11月(旧暦の10月6日から15日まで)に十日十晩にわたって修される別時念佛法要で、室町時代末期の永享年間に始まったとされています。